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産婦歯科健診を受けよう!

2023.08.18

産婦歯科健診って何?

妊婦歯科健診とどう違うの?

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

産婦歯科健診というのがあります。

これは出産後に受ける歯科健診です。

妊娠中は胎児に対する影響で歯科治療が十分にできなかった場合があるかもしれません。

むし歯や智歯周囲炎などになったけれども、注射の麻酔が使いづらい、又薬の服用がしにくいなどの理由で十分に治療ができなかったという方はかなりおられると思います、

それをカバーするのに妊婦歯科健診があることを前にお話ししました。

それでもお口の管理が十分でないことがよくあります。

そのフィードバックを行うのが、産婦歯科健診です。

 

先回、赤ちゃんには唾液を介してむし歯菌がうつるとお伝えしました。

むし歯菌に一生感染しないというのは現実的に難しいのですが、少しでもその時期を遅らせることが大切です。

むし歯菌の感染が遅いほど、むし歯になる歯の本数が少なくなります。

赤ちゃんの歯が生え始める生後半年くらいまでの間に、お母さんはむし歯や歯周病のチェックのための歯科健診を受けておくと安心です。

また、産後は、赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、お母さんは自分のケアを後回しにしてしまいがちです。

でも、そこでお口の病気があった場合、病気は待ってくれません。

特にお子さんがハイハイする時期になると、歯医者に来院するのにお母さん方はかなり気を使います。

その前に少なくとも健診を受けてもらうと歯科の診療室では楽に健診を受けることができます。

産後歯科健診は、お母さんのお口の健康が赤ちゃんのお口の健康を守ることにも繋がります。

 

現在、安城市では出産後1年以内に無料で産婦歯科健診を受けることができます。

私が思うのに、一番楽に受ける時期は出産後5~6か月ぐらいではないかと考えております。

このころは夜泣きをしなくなってくる、またお子さんがハイハイするなどでまだ動かない時期ではないかと思うのです。是非お勧めです!

 

いかがでしょうか。

もしできれば、そのあとの定期的な歯科健診を続けていくと、より健康的なお口の状態を保つことができるかと思います。

当院ではお子さん連れは気にしておりません。むしろ、お子さんが歯医者に慣れていただけるではないかと思います。

お子さんの年齢が6か月を過ぎたらもう歯が生えかかっているのではないでしょうか?

そうしたらもうフッ化物塗布を行ってもいいかと思います。それを含め、是非ご検討ください。

フッ化物塗布については次回にお話ししようと思います。