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顎関節症—顎が鳴る、口が開かない等々

2023.08.28

あくびをしたら顎関節がおかしくなった!

顎が鳴る、これって異常?

 

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

ランチなどの後に強烈な睡魔に襲われてあくびをしたら、顎が「ガギッ」と鳴ってビックリしたことありませんか?

もしくは、ご飯を食べるときにアゴが「ポキッ」と鳴ることは? 心当たりがある方は、顎関節症(がくかんせつしょう)が出たかもしれません。

顎関節症の患者は最近急増しており、特に20~30代の若い女性に多く見られている症状だと言われています。

軽度であれば、自然に治ることもありますし、特に生活に支障なく過ごせるので問題はないですが、もし放置して重症化してしまった場合は、めまいや耳鳴り、歯や舌の痛み、最悪の場合、口が開けられずに食物が摂れなくなったりすることもあります。

ここでは、そんな私たちの生活を脅かすかもしれない顎関節症の原因と改善方法についてご紹介いたします。

 

 

(a)顎関節症とは?

顎関節症とは、顎の関節周りが何らかの影響で痛みや炎症、可動域の制限などが起きてしまう疾患です。症状として代表的なものは、以下の3つが挙げられます。

 

・口の開閉で顎関節が「ガギッ」「ポキッ」と鳴る(クリック音)

・口が大きく開かない

・顎、こめかみ、頬が痛む

 

該当する方は、顎関節症の疑いがありますので注意が必要です。

顎関節症は生活に支障が出ない軽度のものから、悪化すると食べることすら困難になる危険な疾患です。

 

顎関節症はどこが悪くなっているか、組織別に分けると4つのタイプに分類されます。

 

顎を動かす筋肉の障害

靱帯などの顎関節周囲の障害

顎関節内の軟骨のようなもの(関節円板)の障害

顎関節を構成する骨の変形

これらの障害により顎関節症が発症します。

特に顎関節の組織内での原因として挙げられるのは、関節円板という顎のクッションの役目を果たす組織のずれや、食べ物を咀嚼(そしゃく)するときの「咀嚼筋」という筋肉の障害です。

 

(b)顎関節症の生活上での原因

顎関節症の原因は、少し前まではかみ合わせの問題だと言われていました。

しかし、最近では、かみ合わせではなく、意外ないくつかの原因(傾向)があることが分かっています。

口腔外科学会などによると、歯ぎしり・食いしばりなどの噛み合わせに関する癖、猫背や頬杖などの全身的な姿勢、精神的なストレスなど、非常に多岐にわたります。

顎関節症の原因

急激なストレス(精神的な緊張は、筋肉を緊張させます)

歯ぎしり

何かに熱中したり緊張するなどの強い食いしばり(一日中スポーツをした。冷房が寒くて歯を食いしばった、特別な行事で緊張して食いしばったなど)

唇や頬の内側をかむ癖

頬杖、うつ伏せ寝などの不良姿勢(例 : 猫背)

顔面打撲や事故による外傷

入れ歯や歯にかぶせたものの不調 (悪い噛み合わせ)

大口を開けたり、硬いものを噛んだ(アゴの酷使)←大あくびもこれにはいります。

左右どちらか一方でばかり噛む癖がある、片側の歯が悪いため反対の歯だけで食べ物を噛む

うつ、不安因子がある 、睡眠障害(ストレスで夜よく眠れない

 

(c)診察のときに顎関節症は何科にいけばいいの?

顎関節症の疑いがある場合は、歯科か口腔外科にかかるのが一般的です。

ただし、顎関節症の原因は様々あるのでよく分からないという方には、病院の歯科口腔外科で診てもらうようにしましょう。

また気になる治療費ですが、軽度であれば1万円以下で治療が可能な医院が多いです。

 

いかがでしょうか。

もしあくびで顎関節症のサインに気づいたら自分で改善することだけに執着せず、その症状が悪化する前に専門医へ相談するようにしましょう。