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災害時のお口のケア

2024.01.12

地震が来て避難所にいるけれど、水がない!歯磨きはどうするの?

災害にあった時のお口のケアってどうするの?

 

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

今年の1月1日、なんと北陸で大地震が起きました。

震度は最大7、輪島ではなんと火災が発生し、あの有名な朝市の街並みが焼けてしまったということです。

今日はその災害、歯科で忘れてならない『お口の健康』をお話ししたいと思います。

  災害時、体の健康を守るにはうがい手洗いとともに『歯みがきや入れ歯の手入れなどの口腔ケア』が重要です。

災害時は水不足が心配です。飲料水に使える水野量が限られることから、お口をゆすぐ水野量は不足になりがちです。

それで口をゆすぐ回数が減ることから、口の中が不潔になりがちで、むし歯や歯周病などの口のトラブルだけでなく誤嚥性肺炎などの呼吸器感染症が増える可能性があります。

口の状態が悪くなり食べられなくなると体力や免疫力の低下にもつながります。

そこで、そのような時にもお口の手入れができるようなお話をしたいと思います。

 

避難所でのお口のケア

 歯ブラシがないときはペットボトルのキャップ1〜2杯の水かお茶でお口全体に行き渡るようしっかりブクブクします。

ウェットティッシュを指に巻き歯の表面をこすって汚れを取り除くのもいいでしょう。

入れ歯ははずして、ウェットティッシュで汚れを拭き取りましょう

 ✭歯ブラシも水もない

  シュガーレスガム・キシリトールガムをかむ

  マウスウォッシュで口をすすぐ

 ✭水があるが、不足している時

  1 コップに少量の水を入れて歯ブラシをぬらし、歯をみがく

  2 歯ブラシが汚れたらそのつどウェットティッシュなどで拭き取りを繰り返す

  3 最後に残った水で2〜3回にわけうがいをする

 ✭唾液を出す工夫をしましょう

  非常時はなれない環境や強いストレスで唾液が出にくくなることがあります。

  唾液には口の中をきれいにする働きがあります。なるべく口を動かすことを意識しましょう。

  ・よくかんで食べる

    ものをよく菅武智雄唾液が多く出ます。

  ・シュガーレスガムをかむ

  ・唾液腺マッサージやお口の体操をする

高齢者や体が不自由な方がいる場合

 ✭避難の時には入れ歯とケアグッズを忘れずに

  就寝中などの避難では入れ歯を忘れがちです。

入れ歯がないと食事はもちろん会話にも困ります。

  『入れ歯持った?』と声を掛けあいましょう

 ✭普段食べ慣れている食品・食具を避難袋に

  普段柔らかいものを食べている方はおかゆなどの避難食を準備しておきましょう。  特にアレルギーのある方も普段食べ慣れている食品を準備しましょう。

  飲み込みが苦手であったり手が不自由な方は使いやすい食具も準備しておきましょう。

 ✭避難生活で入れ歯を清潔に

  避難所では、人前で入れ歯を外せないこともあるかと思いますが、食後は入れ歯を外し清潔に保つことで誤嚥性肺炎の予防にもつながります。

 ✭口周りをよく動かして

  唇や頬をしっかり動かして口周りの筋力を維持しましょう。

小さな子どもがいる場合

 ✭避難所でのダラダラ食いに注意

  避難所には菓子パンや菓子類などの支援物資が多く届きます。

ダラダラと間食を食べる機会が増すことでむし歯のリスクが高まります。

  できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。

 ✭歯ブラシがない場合やお子様で歯ブラシをあてることを嫌がる場合

お口に入れてもよいウェットティッシュで汚れを拭いましょう

 ✭非常時持ち出し袋にシュガーレスのアメやガムを

  災害時は不安やストレスが多く、気分を落ち着かせたい時に役立ちます。

 

いかがでしょうか。

健康な方も災害でいつもと違う特殊な場所にいるということを意識して気をつけてください。

 災害という非常事態でとても大きなストレスを抱え、自分のお口のケアには考えが及ばないことが多いかと思います。

特に普段元気で健康そうな方は、無理をしていることに自分も周囲も気づきにくいものです。お口の健康は後回しになりがちです。災害復興に向かうにあたりお口の健康も含め、健康であることが一番重要です。