神谷歯科医院 kamiya dental office

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舌癌について

2020.08.02

本日は舌癌についてお話しします。

舌癌といえば、堀ちえみさんの件で話題になりましたね。

まずは舌癌について詳しくみていきましょう。

舌癌は口腔癌の中で最も良くできる癌だと言えます。口腔癌の全体のおよそ55%をしめます。舌は口腔内を動き回るため、他の粘膜に比べ、傷つきやすく癌になりやすいと考えられています。

続いてステージ分類についてです。

ステージ分類は大きく分けて4つのステージに分かれます。

ステージⅠ(大きさが2cm以下)

ステージⅡ(大きさが2cm4cm

ステージⅢ(大きさが4cm以上、またはリンパ節に転移あり)

ステージⅣ(癌が顎全体に広がっており、転移もみられる)

✳︎本当はもっと詳しく分けられますが、今回はかなり分かりやすく省略しています。

以前に芸能ニュースで報道された堀ちえみさんのガンはステージⅣの舌癌です。

ステージⅣの5年生存率はおよそ50%となります。

治療法は、程度にもよりますが、悪くなった舌と転移したリンパ節を全て切除し、足の筋肉を使って組織を移植する舌の再建手術および周囲の頸部リンパ節の除去を行います。

簡単に説明すると、舌の代わりのものを作ったということです。

しかし、進んでいる癌は取り切るだけでは治らない場合も多く、術後に放射線や抗がん剤を使って、徹底的に癌を押さえつけることもあります。そして術後は、再発しないかどうか、定期的に観察する必要があります。

前述の堀ちえみさんは、術後1年で徹子の部屋などで、初めて肉声を聞くことが可能となりました。

やはり、舌を切っているので、やはり手術前のように滑らかに喋ることは難しいかと思います。

今後はかなり大変なリハビリが必要になります。

この報道で、口腔癌を心配して、歯科医院を受診される方が多くなりました。また皆さんの関心が高くなってきました。

口腔癌は、早期発見、早期治療が鍵となります。早めに手当てをした方がより軽く済みます。

口内炎が長く治らない方は、一度歯科医院や、口腔外科の受診をお勧めします。

是非この機会に定期健診を受けてみてはいかがでしょうか?