誤嚥防止の方法
2020.09.03
こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。
前回は最後に誤嚥をしやすい食べ物についてお話ししました。
今回は誤嚥について、誤嚥防止方法についてお話ししましょう。
以下のことを気を付けてもらうといいでしょう。
1.まずは誤嚥のサインを見つけること。
飲み込み違いではむせが出てきます。
また咽頭周囲の筋肉が衰えているため、ものが飲み込みにくかったりします。
時に咳、嘔吐などが出ることがあります。
2.食事の姿勢を正しくすること。
ものを飲み込みやすくするためには正しい姿勢で食事をするようにします。
できれば背筋を延ばして座って食事をしてください。
車いすに座っている場合は足の裏全体を床につけるようにしましょう。
3.食事のペース
慌てて食べると咽頭周囲の筋肉が食事の速さについて行けずにのどに詰まって誤嚥、窒息の原因になります。
焦って食事をせずにゆったりと食事をしてください。
そしてよくものを噛むようにしてください。(一口30回、前出)。
多すぎるとのどに詰まります。少なすぎると食事に時間がかかって疲れてしまいます。
また、食べ物をお口に入れる一口の量を適量にしてください。
多すぎるとのどに詰まります。少なすぎると食事に時間がかかって疲れてしまいます。
1時間以内に食事を終えるようにしてください。
4.食物の形状はペースト・とろみ・ゼリー状などにすると飲み込みやすいでしょう
また温度は15~20℃ぐらいが最適でしょう。熱すぎるお湯、お茶は避けるようにしてください。
窒息しやすい食べ物は避けるようにしてください。餅・こんにゃく・グミ・カステラ、パンなど、よくのどに詰まって窒息事故で亡くなる方がよくおられます。
パサパサなものは口の中にくっつき、噛んでもこなれにくくて食べにくいです。
その他誤嚥防止の体操「パタカラ」もあります。
いろいろ書きましたが、楽しく食事がとれることが一番かと思います。
困ったことがありましたら一度当院にご相談ください。
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