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歯磨きやフロス使用は脳卒中予防につながる!!!

2021.03.19

こんにちは。安城市の神谷歯科医院、院長の神谷繁彦です。

皆さん、しっかり歯磨きしていますか?

最近、歯みがきと新型コロナウイルスの関係が言われていますが、

今回は歯周病と脳血管疾患のお話をします。

 

 

 最近、歯周病がある人では、脳の血管の一部が閉塞して発症する脳梗塞のリスクが高まる可能性があることが、アメリカから2件の研究報告が出ました。

これは動脈硬化が進行し、血管内のプラーク(歯垢でない)がはがれて血栓となり、脳の血管に詰まるものです。

 もう少し詳しく説明しますと、歯周病と他のリスク因子を同時に治療すると、脳動脈内のプラーク蓄積や血管閉塞が抑えられ、その結果として脳梗塞の予防に役立つ可能性があるということです。

これはアテローム性動脈硬化症の発症や進行には、炎症が明らかに強く関与していると見られる点に着目されて分かったものです。

 最初の研究では、2015~2017年に脳卒中を発症した患者を対象に、歯周病の有無と特定のタイプの脳卒中との関連を調べた結果、

歯周病のある患者では、歯周病のない患者と比べて脳梗塞を発症する確率が約2倍でした。

また、脳梗塞を起こす場所でも差があり、歯周病のある患者では、視力や協調運動などの脳機能を制御する大脳後部の血管に梗塞を起こす確率が約3倍でした。

さらに、歯周病は、脳の大血管に梗塞を起こした患者で多く見られたが、その他の部位に梗塞を起こした患者ではそれほど多くはなかったということです。。

 次に歯肉炎のある人では、ない人と比べて脳動脈に重度の狭窄が見られる確率が約2倍でした。

さらに、年齢や高血圧、高コレステロールなどのリスク因子で調整すると、歯肉炎のある人では、脳動脈に重度の狭窄が見られる確率が2.4倍ありました。

 

 とはいうものの、歯周病だからといっても必ずしも脳梗塞の原因であるわけではありません。

しかし、当院では歯周病は炎症を伴う細菌感染症であることを十分に認識し、患者と協力して治療に取り組むように心がけています。

歯みがきやフロスはこのような歯周病の予防にかなり寄与しているようです!