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口臭の原因となる主な病気―対処法はいろいろある!

2021.11.14

『口臭を起こす病気ってどんな病気?』

『口臭を起こす病気があったらどうすればいいの?』

前回は口臭の原因についてお話ししました。

生理的な口臭は簡単なお口の手入れで消えるかと思います。

今回は簡単にはにおいが消えない原因となる病気についてお話ししたいと思います。

さて、口臭を引き起こす病気は多種多様あります。

その中からよくあるものについて書きます。

1.歯周病(歯ぐきからの出血)

初期においては痛みもなく自覚できません。ほっておくと静かに進行する病気です。

一見何でもないようでも、歯をみがくなど、ちょっとした刺激で容易に出血があることがよくあります。病気が進行すると歯ぐきからの出血に膿が混じってくるようになり、口臭もひどくなってきます。

これが原因かと思ったら歯医者さんにご相談ください。

2.むし歯

むし歯は独特の臭いを持っています。

歯垢(しこう)が付着してくると歯を磨いてもなかなかきれいにとれず、放っておくとむし歯ができやすくなります。

その汚れやむし歯菌が、むし歯の穴の中にたまり臭いがきつくなって口臭の原因になります。

小さなむし歯で口臭が強くなることはあまりありませんが、むし歯に気づいたら早期に治療を行いましょう。

3.歯垢(しこう)(プラーク)

上に書きましたが、歯の表面に付着する柔らかい堆積物でほとんどが細菌のかたまりです。

食べ物の残りかすを栄養とする微生物とその代謝産物からなり、長期間たつと歯石を作っていきます。

日ごろからブラッシングなどでお口に中をきれいに保ちましょう。

4.歯石

歯垢が固まった石灰分が歯石です。

歯石がたくさん付くようになると口臭もひどくなってきます。

また歯石が付くことにより歯周病を進行させます。

歯石を作らないようにしっかりブラッシングしてください。

歯石ができたら歯医者さんで除去してください。

5.舌苔(ぜったい)

体調が良くないときなどには、舌の表面に白っぽいものが付着することがあります。

これは舌苔(ぜったい)と呼ばれているもので、歯垢と同じような細菌の固まりです。

これも口臭の原因になります。

舌をきれいにすると口臭も軽減します。

時に舌ブラシを使用するのもいいでしょう。

6.唾液の減少

唾液は口臭予防に大切なものです。

唾液には口の中を洗い流す作用、細菌の増殖を抑える作用、口の中の粘膜を保護する作用などがあります。

唾液の分泌が少なくなると口の中が粘って不潔になりやすく、むし歯や歯周病になったり、口の中が乾燥して口臭が強くなったりしやすくなります。

唾液をよく出す方法はいろいろあります。

7.プラスチックの義歯

義歯(入れ歯)のプラスチック部分は色やにおいを吸着しますので、毎日きれいに清掃し、消毒剤に浸しておくことをお勧めします。

一度吸着した色や臭いはなかなか取れません。

常日頃から義歯は清潔にしておきましょう。

8.不良な冠、かぶせた金属の腐食

歯にかぶせた金冠が古くなって穴が開いたり、すき間ができたりすると汚れがたまり易くなります。

また歯にかぶせた金冠の金属材質が体質に合わない場合があります。これらがあると口腔内が不潔になりますが、たいていは痛みがないために悪くなっていても気がつきません。

意外と口臭の原因になっている場合が多いので、定期健診などで診査してもらうといいでしょう。。

9.口腔ガン

口の中の癌(舌癌、頬粘膜(きょうねんまく)癌など)により口臭が発生することがあります。

ここに菌が付きやすいため、悪臭を発することがよくあります。

特に口の中のできものができてなかなか治らないときはこれを疑います。

10.鼻やのどの病気

鼻は口とつながっているため、副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭炎、喉頭炎などの炎症があると、たんぱく質を含む血液や膿が口の中に出てきて、口臭が起こります。

鼻づまりなどがある場合はますこれを疑いましょう。

11.その他呼吸器系の病気、消化器系の病気

全身症状が原因となって口臭が発生することがあります。

特に胃の調子がよくなくて悪臭が出ることがあります。

原因となる病気を診断して治療することで口臭は軽減されます。

 

いかがでしょうか。

病気の中には緊急を要するものもあります。

もし病気が原因で怪しいと思われるものでしたら放置せずにご相談ください。