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抜歯後放置でお口の状態が悪化する。

2021.12.26

『歯を抜いたらお口が楽になったんだけれど、それで終わりでないの?』

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

治療を行っていると、やむを得ず抜歯を行わなくてはいけない症例に出会います。

実はホントは私は抜歯をしたくないのです。

ヒトの歯はワニのように抜けたらすぐ下に歯が生えてくるということはありません。

永久歯を抜いたら一生この場所に歯は生えてきません。

しかしどうしても歯を抜かざるを得ないときがあります。

その理由は重度のむし歯や歯周病、歯が割れてしまったなどがあります。

むし歯が原因での抜歯で最も多いのは6番目の歯です。

この歯は「6歳臼歯」と呼ばれ6歳頃から長い間口腔内で活躍する歯です。

子供の頃の食習慣、歯磨き習慣が思わしくなく、6番目の歯を大きなむし歯にしてしまう方も多数いらっしゃいます。

また歯周病による抜歯の場合は、1歯にとどまらず、連続して複数本抜歯になってしまうケースもあります。

当然歯がないので何かの方法でないところの歯を入れておいたほうがいいのですが。そのまま放置されている方もよくおられます。

実はそうすると口の中から、また全身にいろいろな症状が出てきます。

 

では、なぜ抜いた後そのままの状態にされたのか、その理由をお聞きすると

「忙しくて通院できなかった」

「費用面から諦めた」

「抜歯して痛みがなくなったから良しとした」

「抜いた後治療が必要だと歯科医師から説明されなかった」

といった声を伺うことが多いのです。

特に「生活に不自由していないし、そのまま放置したら弊害があるのは意識していなかった」

と考えておられる方が少なからずおられます。

確かに歯を抜いて傷口が治ると、痛みはなくなり、また抜歯した周辺の組織が腫れたり痛んだりすることはありません。奥歯を1本抜いても大きく口を開けなければ見た目に違和感もありませんし、食事も会話も不自由はしないかもしれません。

むしろ痛みを伴い保存不可能な状態からの抜歯の場合、痛みから解放されて喜ばしいと思う方もいらっしゃると思います。

そのうえ、治療に通う時間、回数、費用もそこそこあることから、放置してしまう方が多くいらっしゃるのです。

しかし、そのままにしておくと様々な問題が出てきます。

それはすぐに起きるものではありませんが、じわじわと時間をかけて、最終的に大きなトラブルとなり、不可逆的な状態になってしまう可能性があります。

歯はそれぞれいろいろな形があり、それゆえに各々役割があり、それが調和してお口全体が機能し、バランスが取れているのです。

具体的にはどんな影響があるのかは次回に話したいと思います。