どうしても歯医者に行きたくない！

歯医者に行くのは怖い！

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

前回歯医者に行きたがらない理由を考えてみました。

そして、以下の事を考えてみました。

１，忙しい。

２，歯医者が遠い

３，歯医者を探すのがめんどうだ。

４，そんなに痛くない。

５，目立つわけでもない。まだだいじょうぶ。

６，普段は忘れているくらいだ。

７，歯医者に行くと痛い治療をされる。

８，歯医者に行くとお金がかかる。

９，とにかく歯医者が嫌い。

１～５までは前回に説明しましたので、今回は６以下について考えてみたいと思います

。

６、普段は忘れているくらいだ。

なんと、幸せなことか。しかし不幸なことでもあります。

歯は放っておくと口の中はどうしても汚れます。

そこでお口の手入れの方法を説明するのですが、人間の性格上、だんだん磨けなくなってくるところが出てきます。

それを放っておくと、その場所が不潔になってきます。

やはりそういう場所を見つけてもらったほうがいいのではないでしょうか。

７，歯医者に行くと痛い治療をされる。

これはわれわれ歯科医師にも責任があるかもしれません。

歯を削ると象牙質まで削った場合、歯がしみることが多々あります。

またそういう痛みを和らげるために麻酔をするのですが、その麻酔の針を刺すのに痛みが出ることがよくあります。

そのために表面麻酔を使うなど、麻酔を楽に行うためにいろいろ工夫しております。

８，歯医者に行くとお金がかかる。

何か事を起こすのにはやはり費用がかかります。

歯医者にかかって治療費用が多いと感じるのはどうも3000円ぐらいのような気がします。

昨今の物価高、特に金属代が上がって治療費がかかるようになってきたことはやむを得ないことかもしれません。

また、医科と違って自費治療が目立つのも歯科の特徴かもしれません。

特に歯科矯正はほとんどが自費治療です。

補綴（歯に被せ物をしたり入れ歯を作るなど）にも自費治療が多いですが、保険治療の選択もあります。

当院ではほとんどの場合、自費で治療を行うか保険で治療を行うかをお聞きします

ただし、それぞれに特徴がありますので、患者さんに合ったものを選択できるように心がけています。

９，とにかく歯医者が嫌い。

いやあ、ここまでくると、もう説明しにくいです。

過去に歯科についてかなりの嫌な思いをしたことがある方かなと思います。

歯科が嫌いになる３つのこと。痛い、音、振動。

現代の歯科治療はそこまで患者さんを苦しめません。

痛み、特に歯の麻酔は電動注射器もあり、ほとんど痛まずに治療できるようになりました。

音も恐怖を思い起こさせる異様な音をマスキング（他の音で歯医者の嫌な音を隠す）が発達してきています。

振動もで患者さんにできるだけ与えないように工夫しています。

一度歯医者さんに行って最近の治療はこうだ、というのを体験してみてください。

いかがでしょうか。

最近の歯医者さんは一昔前と違って、かなり雰囲気が変わってきています。

長期間来院していなかった方こそ、歯医者さんに行ってみてください。