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雨が降ると、歯が痛くなる

2020.08.24

こんにちは、安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

 

ここ2,3日は大気が不安定で雨が降ったりします。雨が降ると歯が痛くなりませんか? なぜそういうことが起こるか説明したいと思います。

 

 

原因の一つに雨を降らせる低気圧が近づき、「気圧の変化」が起こることが挙げられます。

エッ、そんなことで歯が痛くなるのと疑問に思われる方がおられると思いますが、説明して「ナットク!」と感じていただければ本望です。

 

これには歯の構造に関係があります。 歯は外側はエナメル質やセメント室、その中に象牙質という硬い物質からできており、そして中心は空洞になっています。(歯髄腔と言います)ここにはいわゆる歯の神経が入っています。実はこの歯の神経、神経だけでなく、血管やそのほかの組織も入っています。

 そして通常歯髄腔の中の圧力は外の気圧と同じになるように保たれていますが、歯の神経の入り口が狭いため、急に外の気圧が変化すると中の圧力の調整が間に合わず、外の気圧とのに差が生じて圧力がかかってきます。その圧が歯の神経に触り、痛みが出るということになります。

 

このような状態は、低気圧が近づくときだけでなく、いろいろな場面で気圧の変化が起こるときに出ることがあります。例えば飛行機に乗った場合(機内は地上より気圧が低い)や高い山に登った場合も同様の理由で歯痛が起こることがあります。

 

 ただ、歯の神経に炎症がなければそれほど痛くなりません。大半は無症状で経過します。症状がある場合はひょっとすると歯の病気の可能性があるかもしれません。例えばむし歯がある、またはむし歯治療中である、 歯の根の治療をしたことがある、歯ぐきや歯の根に膿が溜まっているなどなどです。

 

歯の痛みは基本的にどこかに原因があり、その結果として起きるものなので、放置したむし歯がある場合や、過去に治療した箇所がある場合は、痛みを感じやすい傾向があります。  

また歯周病や歯の根の先に膿が溜まっている場合も同様です。

 

また普段は特に痛みを感じなくても、詰め物や被せ物をしてから数年たって小さな隙間から治療した歯の中に細菌が侵入し、再びむし歯になっていたという場合もありえます。

 

もし、雨天や飛行機に乗る度に同じ場所に痛みを感じるようなら、一度歯科医院を受診してむし歯などになってないかチェックしてもらうといいでしょう。

 

 気圧の変化による歯の痛みは、状況によっては自然現象に近いものです。気圧をコントロールして痛みを抑えることはできませんが、もしこのような症状が出たならばどこかにむし歯などがある、歯の神経に炎症があると考えて当院にご相談ください。

 

そうならないためにも日ごろの定期検診でのチェックが重要です。困ったことがありましたら是非とも当院でご相談ください。