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誤嚥性肺炎をできるだけ予防する

2020.10.14

(2020年10月14日更新)

こんにちは。安城市の神谷歯科院院長の神谷繁彦です。

10月7日、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」、ジュディ・オングの「魅せられて」などの作曲者で有名な筒美京平氏が誤嚥性肺炎で亡くなりました。

ご冥福をお祈りします。

さて、その誤嚥性肺炎です。

 

誤嚥性肺炎とは誤嚥で肺に炎症が起きる病気です。その誤嚥というのは平易に言うならば「飲み込み違い」のことです。肺に食べ物などの気体以外のものが入ることです。

通常、誤嚥が起きると反射により、「むせ」が起きます。それにより異物が肺に入るのを防ぎます。

ところが、高齢者の方は体の衰えもあって「むせ」が起きずに肺に異物が入ってしまう、無症状の誤嚥が起きやすいのです。

特にだ液が無症状のうちに誤嚥されることが多いのです。

日本では、高齢者においては肺炎の80%以上を誤嚥性肺炎で、死亡統計では第3位とのことです。毎日2万人の70歳以上の高齢者が誤嚥性肺炎により入院しているという報告もあります。

 

唾液には口の中の細菌がいっぱい存在します。

年齢の若い方が唾液の誤嚥を起こしても、体に抵抗力がありますので、唾液の中の細菌に勝ち、あまり全身の体力の低下は起こりません。唾液はそのまま吸収されてしまいます。

ところが高齢者ですと、誤嚥を起こした場合、唾液の中にいる細菌をすべて殺すことができずに肺に残り、それがもとで肺炎を起こしやすいのです。

 

100%予防できるわけではありませんが、唾液中の細菌を減らすと誤嚥性肺炎が起きにくくなるのは十分考えられます。

若いころからお口の中を歯みがきなどでしっかり管理してもらうと、高齢になってから誤嚥性肺炎の起きる確率が減らせるのではないかと、期待しております。