安城市の歯科医院なら一歩先を目指す神谷歯科医院

診療時間
9:00 - 12:30 / 15:00 - 18:00
9:00 - 12:00 / 13:00 - 16:00(土曜日のみ)
休診日
木曜日、日祝日

×

ブログblog

治療したけど、しみるのはなぜ?😭

2020.10.30

✳︎20201030日更新)

こんにちは。

安城市の神谷歯科医院、院長の神谷繁彦です。

『最近被せ物入れたけど、まだしみる』

『詰め物したけど、むし歯残ってるんじゃない?』

なんて事はありませんか?

もしかしたら、まだ『第二象牙質』が出来ていないからかもしれません。

 

今回は、被せ物を作った後にしみる症状と第二象牙質について、お話しします!!!

 

削った後は、神経と近くなる

むし歯は、取り残しがないように、しっかり削る必要があります。

治療後の歯は、神経と近くなるため、口の中の刺激が伝わりやすくなります。

その刺激が強いほど歯の神経は弱ってきます。

弱った神経は刺激に感じやすくなります。これが、しみる症状の原因となります。

 

第二象牙質が作られる

歯の神経は、組織の活力がある場合は、歯を守ろうとして今ある象牙質の中に『第二象牙質』という硬い歯質を作り、刺激から守ろうとします。

『第二象牙質』が作られると、歯質も厚くなって刺激が神経に伝わりにくくなり、しみにくくなります。

 

作られる期間は人それぞれ!

『第二象牙質』が作られる期間は、個人差や歯の神経の活性度などによって差があります。

場合によっては数週間〜1かかる人もいます。

私の経験上では、歯の神経が持ちこたえた場合、半年くらいでしみにくくなったという人が多いように思います。

 

いかがでしょうか?

様々な原因で治療後にしみる事はよくあると思います。

『第二象牙質』ができるまで、様子を見てもいいかもしれません。

症状が強い場合は、歯の根(神経)の治療が必要なこともあります。

また、金属の被せ物の場合、温度刺激が伝わりやすいので、しみやすくなるかもしれません。

治療後にしみる場合は、一度歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか?