初めに行う機械的歯面清掃
2020.11.02
(2020年11月2日更新)
こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。
当院は原則、初日に機械的歯面清掃を行っております。
これで歯面についたバイオフィルムを落とすのです。
じゃあ、いったいこのバイオフィルムって何なんでしょう?
バイオフィルムとは日本語で菌膜(きんまく)と言い、細菌の塊なのです。
細菌は活動によって細胞外多糖を分泌します。
これが細菌に対してバリアーや運搬経路の役割を果たし、内部の細菌を守っていきます。
そういった作用が繰り返されて、生息密度の高い閉鎖的なコロニーが形成されます。
これが膜に見えるため、フィルムと呼ぶのです。
口の中では歯の表面にバイオフィルムが付着します。
厚くなるとプラーク(歯垢)になります。
このバイオフィルム、外部の刺激に対して抵抗があります。
中に病気を引き起こす細菌が含まれているので、除去したいところです。
滑沢な表面は食べ物その他のものによってすぐ取れてしまいますが、歯ぐきの境の溝などについたバイオフィルムは取りづらいものです。
特に表面にうっすらついたものはわかりにくく、ついつい残ってしまいますので、その中の細菌などによって歯周病がひどくなってしまいます。
そこで、歯科治療の医療保険の中にこのバイオフィルムを除去する機械的歯面清掃という項目があります。
今のところ医療保険では2カ月に1回行うことができるようになっています。
時々明細書の中にこの言葉があるのでわかります。
当院では治療中はお口に中を清潔にして診療を行うようにしております。
バイオフィルムも機械的歯面清掃で時々除去しております。
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