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水平埋伏の親知らずはどう処置するの?

2020.11.09

(2020年11月9日更新)

 

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

 

皆さんはほとんどの方は上下左右28本の歯でものを噛んでいると思います。

実は…、

ホントはヒトの歯は32本が基本なのです。

その4本の差は?

そうなんです!それが親知らずなのです!

 

親知らずは正式には第3大臼歯と呼びます。

生えてくる時期は18歳以後になる方が多いです。

昔はヒトの寿命は短く、20歳前後でした。

つまり親の死に目が過ぎてから生えてくる歯ということで、このようなあだ名がつきました。

また、知恵がついてきてから生えてくる歯ということで「智歯(知歯)」とも呼ばれます。

 

さてこの親知らず、まっすぐ生えてくるのならいいのですが、最近の人の顎は小さくなる傾向があります。

親知らずは最初は横を向いていることが多く、生えてくるときに起き上って生えてきます。

顎の骨の大きさが不足すると、その時に隣の歯と当たってうまく起き上がることができないときも多々あります。

起き上ってこない場合は、まずうまく歯磨きができるように指導をしています。

しかし、どうしても口に中の汚れがたまって、腫れたりする場合はやむを得ず抜歯することもあります。

その場合、抜歯時に歯を切断して抜くことが多く、抜いた後で顎や頬が腫れることもあります。

若いときの抜歯は術後の症状が軽く、治りも早いですが、高齢では抜歯したあとの傷口の治癒に時間がかかることもあります。

 

患者さんのいろいろな都合もあったりしますので、抜くか抜かないか、またはいつ抜くかは、症状などを見て相談して決めるようにしております。

まずは口の中を清潔に保つのが大事かと思います。よく歯磨きをしてください。

親知らずの歯磨きについては歯ブラシの毛先が届きにくいこともありますので、ご相談ください。